おじさんしか好きになれない女性の心理

恋愛依存症
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20~30代の女性の中には「おじさんしか好きになれないんです」という人がいます。

彼女たちの中には自分よりも10~20歳以上年上の40代や50代としか付き合ったことがないという人もいます

これは子供時代の父親との関係や男性と深い仲になりたくないという心理が影響しているのかもしれません

この世代でも魅力的な人はいますし渋い人が好みの場合もありますからおじさんが好きというだけで問題なわけではありません

しかし同世代の男性に全く魅力を感じることなく自分の父親と同世代やそれより上の世代の男性にばかり執着するという場合は恋愛依存症かもしれません

自分がなぜ年上しか好きになれないかという心理状態について考えてみると何か変わるかもしれません

父親との歪な関係

おじさんしか好きになれない女性と父親

おじさんしか好きになれない原因は父親との関係にあることが多いです。

甘え直したい

最も多いのは父親に甘え直したいという心理です。

子供時代に足りなかった父親の愛情を大人になった後の恋人で満たそうとするためにおじさんと付き合うのです。

母子家庭や単身赴任で父親が不在だった場合にこのようなことが起こることがあります。

毎日家にいても子供に関心を示さない父親だった場合も起こります。

歪んだ愛情が噛み合うから彼氏から離れられない

守って欲しい・仕返ししたい

父親から虐待を受けていた場合に父親よりも年上の男性に惹かれることがあります。

これは父親から守ってもらいたいまたは仕返しをしたいという心理によるものです。

父親よりも強いか弱いかの判断を年齢によってのみ行っているのです。肉体的にも社会的にも強い男性でも父親よりも年下というだけで不安になってしまうのです。

なぜなら子供時代の虐待によって年上には勝てないという刷り込みがされているからです。

父親よりも年上の男性と付き合うことでその人に守ってもらいたいまたはその人と一緒に父親に仕返しをしたいという潜在願望があるのです。

付き合っているおじさんに対して暴言を吐いたり暴力を振るってしまうのは相手を身代わりにして父親への仕返しをしているからです。

彼氏をいじめたいという感情が抑えられない

友達のお父さんが好き

おじさんしか好きになれないという特徴を持つ女性は子供の頃から友達のお父さんに特別な感情を持っていたということもあります。

最初は「優しそうなお父さんで羨ましい」くらいの感覚だったのがいつの間にか異性として意識するようになるのです

身近で友達が甘えているのを見ることで自分が甘えることもイメージしやすくなりそれを恋愛感情のように感じるからです。

大学生ぐらいの女性でも「友達のお父さんが好きなんです」という相談に来る人もいます。

既に関係を持っているという人もいます

父親に愛されすぎた娘

父親からの愛情が過剰すぎておじさんしか好きになれないこともあります。

父親に大事にされすぎて父親のことが大好きすぎる娘のことをファザコンなどと呼ぶことがあります。

ファザコンのように父親に甘やかされすぎても年上しか好きになれないということは起こります。

男性は何でもしてくれる存在と思ってしまうからです。

お姫様扱いしてくれると思っていると同世代が子供にしか見えなくなり魅力を感じないのです。

おじさんが可愛そうに思える

「困っているおじさんを見るとかわいそうでしかたなくなる」という心理を持つ人もいます。

父親が母親に虐げられていた家庭で育つとこのような心理を持つことがあります。

父親世代に対し弱い立場にいる人たちという固定概念が出来あがっているのです。

父親を助けられなかった罪悪感を他の人で満たそうとしている場合もあります。

母親みたいになりたくない女性へ

異性と深い関係になりたくない

深い関係を避ける

おじさんしか好きになれない女性の心理には異性と深い仲になりたくないという潜在意識が隠されていることがあります。

相手との距離が近づきすぎることで自分の感情が乱されることに恐怖を感じる人もいます。

自分に自信がないため愛しすぎて捨てられたときのショックに怯えていることもあります。

また浅い関係で結ばれるているときのほうが高揚感を得やすいということもあります。

このような感覚を持っている女性は遥かに年上の男性としか付き合えないということがあります。

同世代とのお互いをさらけ出すような濃密な関係を避けたいと思っているのです。

こういった心理を持つ女性は最初は独身のおじさんと付き合っていてもやがては既婚のおじさんに惹かれていくことが多いです。

独身のおじさんと付き合った場合に相手の精神年齢が想像以上に低いと急に気持ちが冷めてしまうことがあるからです。

またおじさんからすると「せっかく付き合えた若い子を失いたくはない」という思いがあるので必死になります。それが鬱陶しくなるのです。

既婚のおじさんは余裕があるように見えます。

自分の家庭を壊す気はありませんからガツガツしていませんし、会える時間も限定されるためそのときだけ大人のフリをするのは簡単だからです。

人を好きになったことがない人の心理と原因

不倫にハマった先にあるもの

既婚おじさんの態度を大人の余裕と勘違いして不倫にどっぷりとハマってしまう若い女性は少なくありません。

衝動的になり相手の家に押しかけたり奥さんに連絡をしたりすることもあります。

すると奥さんはあっさりと離婚してくれることがあります。

すでに男性としての魅力は感じていない上に財産分与はありますし年金も分割できるからです。

しかも相手の女性から慰謝料をもらうことも出来ます。男性は不倫した負い目もあるので自宅まで奥さんに渡してしまうこともあります。

子供や孫も自分の味方ですから寂しいとも思いません。

奥さんからしたら千載一遇のチャンスなのです。このとき別れた奥さんは不倫相手の女性にすごく感謝していることが多いです。

奥さんと離婚してようやく二人きりになれたと思うのも束の間です。

毎日一緒にいることで相手のダメな部分も見えてきます。今まで相手が隠していた素の部分が出てくるからです。意外と子供っぽいなと感じるのです。

そもそも他人のものだったから魅力を感じていたのだということに気がつくのです。

そして冷静に自分の置かれた立場を観察するとお金も魅力もなくなったおじさんと二人きりということに気がつきます。

このパターンは決して珍しいことではないのです。

「恋愛感情の勘違いには絶対に気をつけろ」と私が鬱陶しいくらいに主張する理由が分かっていただけたでしょうか?

相手のことを恋愛感情で好きなのであれば何歳であろうと良いと思います。

しかし毎回好きになる人がおじさんばかりという人は特殊な感情を恋愛感情と勘違いしている可能性がありますから自分の心理と向き合ったほうが良いかもしれません。

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