回避型に未読無視されたら、いつ既読がついて返信がくるか

回避型の彼についての相談
回避型の彼や好きな人との接し方が分からないという方はお気軽にご相談ください。回避依存症の男性との恋愛についての相談も承っております。
対面・オンライン・電話で対応いたしております。

「回避型の彼氏にLINEを未読無視されているのですがなぜでしょう?」と相談に来る方は、非常に多いです。

しかし、ほとんどの場合は、待っていればやがて既読がついて返信がきます。

なぜなら、回避型の感情サイクルのなかの「離れたい」の時期にいただけだからです。このパターンでは多くの場合に1ヵ月以内に何らかのアクションがあります。

この感情のサイクル以外での未読無視であれば、それは回避型に特有の感情コントロールである「抑制」の一環と考えられます。

この場合には、待っていれば必ず返信がくるとは言い切れません。

当カウンセリングルームでは、次のようなご相談をお受けしております。
対面(東京)でもオンラインや電話でも対応可能です。
  • アダルトチルドレン
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  • 仕事・キャリアの悩み
パートナーが上記に該当する方もご相談いただけます。

未読無視したいサイクルにいるだけ

回避型が未読無視をする理由として最も多いのは、「その時期なだけ」ということです。

相談に来られる方にはいつも説明しているのですが、回避型でも不安型でも、不安定な愛着スタイルを持っている人は、たとえ恋人関係でトラブルが起こっていなくとも、精神的な苦痛が強まったり、弱まったりのサイクルを繰り返すのです。

これは息苦しさの場合もあれば、「見捨てられるのでは?」という恐怖感の場合もあります。

何らかの原因があるのではなく、時期的なサイクルなのです。回避型でよくあるのは「一緒にいたい」と思う時期と「離れたい」と思う時期の繰り返しです。

回避型が未読無視するサイクル

二人の間に何も問題が起こっていないのに、LINEを送っても未読無視されているなら、「離れたい」のタイミングにいるだけです。

既読はつけないが内容は読んでいる

そして、既読をつけてしまうと「返信しなければ」というプレッシャーが生じるため、そのままにしているのです。

とはいえ、特殊なアプリや機内モードを使って内容は読んでいます。相談に来ている回避型の方も何らかの形で確認はしているという人が多いです。

メッセージが来ているのにその内容が分からない状態はストレスなので、中身だけは知っておこうとするのです。

いつ頃に既読がついて返信がくるのか調べる方法

このパターンで未読無視されているなら、既読と返信のタイミングはある程度予想できます。

過去のやり取りを見返してみてください。以前にも未読無視からの復活があったなら、今回も同じくらいで何らかのアクションがあります。

初めて未読無視されているなら、感情の強度のサイクルを確認してください。回避型であればたとえLINEのやり取りが継続している中でも、感情の強弱が文面に表れているはずです。

  • 感情強度(強):自分やあなたの気持ちに言及、積極性がある
  • 感情強度(弱):事務的なメッセージが多い、受け身の姿勢

感情強度が弱い状態のときは、距離を置きたいと思っていた時期です。そして、今回はその気持ちがかなり強くなったため、未読無視になっているのです。

過去のLINEのやり取りから、感情強度が最も強かった時期と弱かった時期の間隔を調べましょう。それが回避型が次に既読をつけて返信してくれるタイミングです。

回避型であってもずっと距離を置き続けていたら、今度は「近づきたい」という気持ちが強まって何もせずにはいられないのです。よほど強い回避型か回避依存症でもない限りは返信はきます。

ほとんどが1ヵ月以内に返信がくる

回避型に未読無視をされても、そのほとんどは1ヵ月以内に既読がつくか、返信がきます。

3ヵ月以上経過して何もないなら他に好きな人ができたか、知らずにあなたが何かをやらかしているかです。もしくは回避型ではなく単に遊ばれただけです。

「彼氏が未読無視してます」と相談に来ている方もほとんどが、1ヵ月以内に何らかのリアクションが返ってきています。

余談ですがここで注意してほしいことがあります。カウンセラーでも占い師でも、ある程度の相談を受けた経験があれば、このパターンでいつ頃に既読がついて返信がくるかは予想できます。

だからといって、その人が凄いと勘違いしてはいけません。

私も「今月中には返信がくると思いますよ」といってその通りになったとき、相談者の方からすごく優秀なカウンセラーと勘違いされることがあります。

しかし、これは私が凄いのではなく、誰でも冷静に過去のやり取りのサイクルと、相手の我慢の限度を考えればおおよその見当はつくものなのです。

占いやカウンセリングに依存してしまう人は、このパターンで騙されることが多いので気をつけてください。

予言でも特殊能力でもなく、ただの「傾向」を知っているだけです。

回避型はそもそもLINEをしない

未読無視というほどではないけれど、既読になるまでの時間が長いとか、返信が素っ気ないということもあるかと思いますが、これも回避型の特徴です。

フロリダ大学のチームが300人以上の男女(平均交際期間9ヵ月)を対象に行った調査があります。

この調査によると回避型の人は、テキストメッセージを送る回数が少なく、恋人からのメッセージの頻度も少なめを望んでいることが分かりました。また、文章量も少なく、返信するまでの時間が長い傾向にありました。

連絡のやり取りにおいても無意識のうちに、恋人との距離感をコントロールして、息苦しくならないようにしているのです。

ちなみに、不安型の場合は逆の結果となっており、多くのメッセージを送り、送られることを望み、即返信する傾向にありました。

メッセージが来ないと「嫌われたのでは」と不安になってしまうことなどが要因です。

もし、あなたが不安型であれば、回避型の彼からの連絡に物足りなさを感じるのも自然なことといえます。

回避型は未読無視で心を回復させる

ここまでは、特に理由のない未読無視について説明してきました。ただのサイクルだったということです。

ここからは、理由のある未読無視について説明したいと思います。

まず先にお知らせしておきたいのは、回避型の場合、恋人のような親密な相手との間で、感情的な負担が大きくなったときに、未読無視や既読無視をするのは、よくある対応ということです。

心の安定を保つための「抑制」の行動の一つなのです。抑制とは他者に頼らず自分の中で処理しようとする感情コントロールの方法です。

感情調整のための「抑制」として未読無視をする

回避型はどこに地雷があるか分かりません。それぞれに個人差もあります。

あなたが良かれと思って言ったことや、行ったことが回避型にとっては大きな心理的負担となっていることもあります。

よくあるのが「何かあったの」としつこく心配したり、「思っていることを話してほしい」と心の開示を求めてしまうことです。これは回避型にとって負担となることがあります。

また、あなたが不安型の場合、気持ちが分からないとストレスや悲しみが大きくなり、つい自分の感情を長々と語ってしまうこともあります。

こうした脅威的な出来事に遭遇すると、回避型は心を落ち着けたくなり抑制を行います。その抑制の一種が未読無視なのです。

回避型の感情コントロールについての研究

メルカトルム大学のイレーネ・メッシーナ博士らが、愛着スタイルごとの感情コントロール法を調べた研究があります。

この研究によると、回避型は対人関係のストレスや脅威・負担を抱えたときに、誰かに頼るよりも、自分自身の中で解決しようとする傾向が強いことが分かりました。他者の意見を参考にしたり、慰めを求めたりはしないのです。

そして、そのとき最もよく使う感情コントロール法は「抑制」でした。これは、不安、悲しみ、怒り、傷つきなどの感情が生じても、それを外に出すことを控え、他者に伝えず、自分の中で抑え込む対処法です。

全ての感情を切り、それを感じさせるものとも距離を置くということです。未読無視もこの抑制の一環です。

こうすることで、それ以上の動揺は防ぐことができますから、自分を保ている感覚を取り戻すことができるのです。

半年以上経ってから返信がくることも

ただし注意しなければならないのは、このパターンで落ち着きを取り戻したからといって、返信がくるかどうかは分からないということです。

サイクルによって「離れたい」となったときよりも、感情的な負担が大きいうえに、その原因があなたであった場合に、再び近づくことへの恐怖心が芽生えていることもあるからです。

もちろん、3ヵ月とか半年以上が経過してから、返信がくることもあります。時間の経過によって落ち着きは取り戻しますし、再び近づきたいという欲求が復活することもあるからです。

あなたから久しぶりに連絡することで、返信しやすくなることもあります。とはいえ、焦って追いLINEをしたりしないでください。スタンプだけでも負担になります。

これをやってしまうと、50%くらいあった可能性が限りなくゼロに近づきますから、気をつけましょう。

参考文献
  • Patel, P. Y., Mahar, E. A., & Webster, G. D. (2022).Adult romantic attachment, electronic messaging, and relationship quality.
  • Messina, I., Calvo, V., & Grecucci, A. (2023).Attachment orientations and emotion regulation: New insights from the study of interpersonal emotion regulation strategies.

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