機能不全家族で育ったことにより恋愛できないという人がいます。
このように思ってしまう原因は親の言動やそれによって植えつけられた自分と異性に対する錯覚です。
しかしたいていは本人が幼い頃に刷り込まれた誤った価値観に過ぎません。
このような勘違いを修正すれば機能不全家族で育った人も幸せな恋愛をすることは可能です。
機能不全家族があなたの恋愛に与える影響
機能不全家族で育った人が恋愛できない又はできないと思い込む原因には以下のようなものがあります。
父親
ほとんどの女性にとって生まれて最初に出会う異性は父親です。
自分で認識していなくとも恋愛に大きな影響を与えます。
特に機能不全家族ではその可能性が高まります。
例えばDV(家庭内暴力)、モラハラ、浮気、アルコール依存などの問題を抱えていると男性に対する印象の基準がそこになります。
そのため男性に対する期待値が低くなり恋愛をしたいという欲求が沸かないことがあります。
また男性に対して恐怖心を抱いて距離を縮めることが出来ない人もいます。
母親
機能不全家族で育った人の中には自分が母親と似ていることを恐れている場合があります。
母親がヒステリーだったり、男性にだらしないタイプだった場合です。
同じような人生を歩むのではないかと不安になり恋愛できないことがあります。
また不幸な母親は娘に対して父親に対する愚痴を言ったり、男性はダメな生き物と洗脳したりすることがあります。
娘が幸せを掴もうとすると嫉妬して邪魔をすることもあります。
自己肯定感の低さ
子供は親との愛着形成の過程で自分の価値を認識します。
そこにいるだけで愛されるべき存在であると思うことで自信を持ち、落ち込むことがあっても立ち直ることができるようになります。
しかし機能不全家族で養育される子供の場合には十分な愛情を得られないことがありますから自己肯定感が低いことがあります。
そのため好きな人が出来ても「私なんか愛されない」と思って行動できません。
相手からのアプローチがあっても素直に受け入れることができません。
「私のことを好きという時点でその男性のことを嫌いになります」という女性も少なくありません。
ダメな相手と恋愛依存
上記の要因により健全な恋愛ができないためダメな相手と付き合ってしまうことがあります。
すると大切にされませんから「やはり私は幸せな恋愛ができない」という勘違いを強めてしまいます。
すると人を好きになることを避けたり、ダメな相手とばかり付き合うようになったりします。
恋愛依存症に陥ってしまうこともあります。
心配している時点で大丈夫
恋愛できないパターンについて説明してきましたが不安になる必要はありません。
「恋愛できないのでは?」と心配している時点で未来は明るいのです。
なぜ連鎖するのか?
機能不全家族は連鎖すると言われています。これは遺伝学上の問題ではありません。
育ったのと同じ家庭環境を作ってしまうから連鎖するのです。
この原因は「自分も同じような家庭をつくってしまうのでは?」と心配しないことにあります。
機能不全家族を作ってしまう父親や母親は自分も同様に育てられている可能性が高いです。
アダルトチルドレンのカウンセリングで祖父母のことを聞くと誰かしらに問題があるというケースは多いです。
そのような環境が普通と思ってしまうと自分も同じようなことをしてしまうのです。
「このままいくと自分も機能不全家族を作ってしまうかもしれない」と考えている人は対応できるので大丈夫です。
⇒アダルトチルドレンの子育て、自分の子供に連鎖させないために
母親と同じ性格はカラーバス効果という錯覚
それでも自分は母親と同じような性格をしていると心配する人がいます。
性格には遺伝の影響もありますから似ているのは仕方のないことです。
しかし自分の恋愛が上手くいくかどうかはDNAだけで決定するものではありません。
これはいくつもの論文で分かっていることです。
そもそも母親に似ていると思っていてもほとんどは「カラーバス効果」という心理効果によるところが多いです。
(関連記事:母親みたいになりたくない女性へ)
数ある自分の特徴の中で似ている部分にのみ注目するからそう感じるのです。
「日本は白い車が多い」と言われると白い車ばかりが目につくため本当に多く感じるのと同じです。
機能不全家族で育っても幸せな恋愛をして温かい家庭を築いている人はたくさんいます。
性格や物事の捉え方はいくらでも変えることができるのです。
心配するのはけっこうですが「機能不全家族で育つと幸せな恋愛が出来ない」という勘違いだけはしないでください。
追記:機能不全家族で育ったアダルトチルドレンがまともな恋愛をできない理由としては非言語シグナルの影響や両親が不仲で喧嘩ばかりしていたことなども考えられます。