ストレスを抱えてもお酒に逃げるな、特に女性は危険

心理学

あなたは恋愛で嫌なことがあっり、仕事でストレスを抱えたらお酒に逃げますか?

それが習慣になっているなら危険かもしれません。

特に女性の場合は脳への影響が男性の3倍早く出るとも言われています。

恋愛の嫉妬はアルコール使用と関連している

彼氏や好きな人が他の女性とイチャついたりすると嫉妬をするものです。相手の行動により自尊心が傷つけられることもあります。

そういったときに自分なりの気晴らしがあると思います。その一つとしてお酒を飲むという女性もいます。

ヒューストン大学の研究でも恋愛関係の嫉妬とアルコール使用の相関関係が分かっています。恋愛で嫉妬するとお酒を飲む量が増える人は多いのです。

私が相談を受ける中でも彼氏とケンカしたときにお酒を飲んでしまうという女性は多いです。飲まなければ寝付けないという人もいます。

女性はアルコールによる脳へのダメージを受けやすい

本当に嫌なことがあったときに仲の良い友達と集まって楽しくストレス解消をするという飲み方であれば問題はないでしょう。

しかし家で一人で現実から逃避したいという目的でお酒を飲んでいるなら注意しなければなりません。

アルコールへの依存が進むと脳内でセロトニンという神経伝達物質が減少することが分かっています。このセロトニンが減少するとうつっぽくなったり、不安を感じやすくなります。

(精神病薬の多くがこのセロトニンに関連するものであることからもその影響の大きさが分かると思います)

そして女性のほうがこのリスクが高いということがスウェーデンのイエーテボリ大学の研究でも分かっています。

男女のアルコール依存の人を調べたところ同じ飲酒量でも女性のほうが早く脳への影響が出ることが分かったのです。

男性なら12年後に出る悪影響が女性では4年で出てしまうのです。女性は3倍のスピードでダメージを受けるということです。

日本は依存症が生まれやすい環境

外国人が日本に来て驚くことの一つはお酒の買いやすさとギャンブルのしやすさです。簡単な年齢確認だけでお酒が買えますし、街中にパチンコ屋があります。

テレビCMで美味しそうにビールをごくごくと飲んでいる姿を流しても炎上しない先進国は日本だけとも言われています。それくらい日本はあらゆるものへ依存しやすい環境が整っているのです。

自分で注意していなければ簡単に流されてしまいます。特に落ち込んで判断力が鈍っているときは危険なのです。

ストロング系のチューハイは本当にヤバい

最近テレビのインタビューを見ていて非常に驚いたことがあります。なぜストロング系のチューハイを飲むのか聞かれた若い人が「簡単に酔えるから」と答えていたからです。

弱い酒では飲んだ気がしないからストロング缶を飲んでいる人が多いと思っていたのですが、そうではなかったのです。

もちろん簡単に酔いたいから強い酒を飲んでいる人は昔からいましたが、人生に絶望するくらいまで落ちてしまっている人でした。

それが今や若者までそんなことを言うのかと驚きました。ストレス社会なので仕方ないのかもしれませんが…

はっきり言ってストロング系チューハイはかなり危険な飲み物です。1本でテキーラのショット3.5杯分のアルコールを摂取していることになると言われています。

これを飲み続けていたらあっという間にアルコール依存症になるでしょう。

この危険性を鑑みオリオンビールのようにストロング系の販売を中止する会社も出てきました。業界のメーカーでさえ危ないものという認識を持っているのです。

恋愛のストレスをアルコールで解消しようとするのはやめましょう。

体の傷はアルコール消毒できても、心の傷はアルコール消毒できないのです。

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参考文献:Angelo M. DiBello, et al. (2015). The green eyed monster in the bottle: Relationship contingent self-esteem, romantic jealousy, and alcohol-related problems.

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