ひとりでいられない人の恋愛はたいてい上手くいきません。
なぜなら自分の時間が充実していないので重たい雰囲気を醸し出してしまうからです。
そのためまともな人は逃げていき、利用しようとする人だけが近づいてきます。
まともな相手とは長続きしない
ひとりでいられない人は恋人に対して重たくなります。
常に一緒にいたがり会えないときは頻繁に連絡を求め何をしているのか知りたがります。そのためまともな相手は負担に感じて離れていきます。
長続きするのは共依存状態になるような相手なのでどれだけ一緒にいても心から満たされることはありません。
ひとりでいられない人は別れたり失恋した後も誰かといたいと思います。できれば恋愛対象となり得る相手を求めます。
恋愛の傷は恋愛で癒そうとするのです。それ以外では解決できないとさえ思っています。これが悪循環への入口です。
重たい女は出会った瞬間から雰囲気で分かる
ひとりでいられない人が秘めている依存したいとか甘えたいという心理は言葉にしなくても伝わります。
聞かれてもいないのに過去の恋愛や自分が今いかに傷ついているかを説明し始めるからです。
確かに人間同士が仲良くなるためには自己開示が必要です。しかしこれはお互いの情報を同じレベルで開示した場合に良い効果を生み出すものです。
自分ばかりが一方的に打ち明けても重たいと思われるだけです。
ひとりでいられない人は喋らなくても雰囲気で伝わってしまうこともあります。
そのためまともな相手は逃げていきます。利用しようと考えている相手だけが近づいてくるのです。
そしてまた同じことを繰り返すのです。
⇒別れて後悔&復縁を繰り返す人は意思決定レジリエンスを持つと変われる
彼氏と別れた後のひとりの時間が大切
彼氏と別れた後にしばらくひとりの時間が欲しいという女性もいます。落ち込んではいますが自分を見つめ直す良い機会と捉えるのです。
(関連記事:恋愛依存症の別れた後の心理と禁断症状)
今まで彼氏を優先していた時間を趣味や学びに充てるのです。
このように恋愛以外のことから満足を得ることが出来る人のほうが失恋によって一時的に下がった肯定感を回復するまでの時間は短く済みます。
新しい出会いがあったときも依存しようとは思っていないので相手は「重たそうな女」とは思いません。
それどころかもっと知りたいと思うことさえあります。
ひとりでいられない病から抜け出すために
ひとりでいられない人に恋愛以外のことをするように言っても実際に行動できる人は少ないです。
なぜなら今の傷ついた状態ではなにをやっても心は変化しないと思い込んでいるからです。そのため行動するためのモチベーションさえ持つことができません。
しかし勘違いしないでください。
恋愛の存在が大きいから他のことをする余裕がないのではありません。他のことをしようとしないから恋愛の存在が大きいままなのです。
アクティブな行動をしなければいけないわけではないのです。普段は触れない情報を目に入れるだけでも変化します。
図書館や本屋に行くだけでも良いのです。
自分の心については全て分かっているように錯覚しますが気づいていないことはたくさんあります。こんなことに興味があったのかと驚くこともあるのです。
恋愛以外にも心理的充足を得る方法を持っている人は恋人に対する評価が冷静になるという研究もあります。
ひとりでいられない病から抜け出すためには行動することです。