付き合った当初は彼氏が一生懸命に追いかけてきたのにやがて情熱が薄れてきてしまうこともあるでしょう。
そんなときにちょっとした駆け引きをすることもあります。
しかし相手が回避依存症の場合はそういった行動は控えましょう。細いつながりさえも失うことになりかねません。
回避依存症の彼氏を再び追わせる方法があるとしたらそれは何もしないことです。可能性を高めることよりも下げないようにすることが大切なのです。
「追わせる」はずが傷を「負わせる」ことになってしまっている人が多いので気をつけてください。
なぜ回避依存症は連絡して来なくなったのか?
出会ったばかりの頃は回避依存症の彼氏から頻繁に連絡が来ていたかもしれません。
なのでまた何かアクションを起こせば追わせることができるのでは?と考えてしまうのも無理はないです。
しかしここで普通の恋愛と勘違いしてはいけません。
飽きたから連絡してこないワケではない
回避依存症の人がプツリと連絡をして来なくなったり追わなくなるのは飽きたからではありません。仮にその理由だとしたらその人は回避依存症とは言いません。
(関連記事:回避依存症の本命になりたければ安全基地になるだけではダメ)
なぜ追いかけて来なくなるのかというと当初の期待と違っていると思ってしまったからです。
出会ったばかりの頃は「この子は自分を追いつめないだろう」と考えていたのです。しかしどこかであなたがやらかしてしまったのです。
一発アウトの行動
それは一般的な恋愛においては当然のことだったとしても回避依存症の人にとっては一発アウトの行動だったのです。
これには詮索しすぎた、寄りかかりすぎた、何かを期待してしまったなど色々あります。
それによって息苦しさを感じて逃げ出してしまったのです。この状態のときに何か伝えたからといって回避依存症者を追わせることは不可能です。
誰かに首を絞められて窒息死させられかけた人が「もうしないから大丈夫だよ」と言われても信用できないと同じです。
(※もちろん逃走タイプでない場合にはコントロールの手段として引いている可能性もあります)
やってはいけないこと
回避依存症の彼氏に再び追わせたいと思っている人が絶対にやってはいけないことがいくつかあります。
駆け引きは絶対にやってはいけない
まず駆け引きは絶対にやめましょう。何度か連絡した後に急に止めたりするのは逆効果にしかなりません。
これは相手に負担をかけただけで終わります。
「押してダメなら引いてみろ」と言われますが最近は普通の恋愛でさえバレることが多いです。
(関連記事:回避依存症の彼氏を安心させる方法)
他の男性をつかって嫉妬させるのは危険
また他の男性の影をチラつかせて嫉妬させようというのもオススメしません。
裏切られたという思いが強くなるので永遠に追わせることはできないでしょう。それどころか絶縁されます。
そもそも回避依存症の恋人にハマっている人がこういった芸当を上手くやれることはありません。必ずどこかでボロが出ます。
恋愛依存症の女性が相談に来るときは既に何かをやってしまった後であることが多いので良く分かります。
細い繋がりを利用するときは注意
直接の連絡はしなくなったけれど唯一の細いつながりを持っている人もいるでしょう。
例えば月に一度の趣味の集まりなどです。あなたが来ると分かっているのにそこに来ているということは完全な拒絶とは言い切れません。
SNSでイイネをするだけの仲の場合もあるでしょう。
こういった細いつながりを利用するときは注意が必要です。間違った行動を取るとそのつながりさえも失うことになるからです。
普段通りは意外と難しい
回避依存症の彼氏に再び追わせるために出来ることは普段通りの生活を送るということです。
しかしいつも通りの態度を取っているつもりでも何かしらやってしまうものなのです。
依存状態とはそういうものです。じっとしていることが出来ないのです。
「何もしない」と強く思っているくらいが追わせるためにも丁度バランスが取れている状態ともいえます。
そもそも相手が本当の回避依存症だったとしたら一度去った後に戻ってくる確率は非常に低いです。