親に認められたいと思うのは洗脳されているからです

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「親に認められる」ということに執着している人がいます。

そのせいで何をするときも「親にどう思われるだろうか?」という思考が頭に浮かんでしまいます。

自分がどうしたいかではなく親がどうして欲しいか?どうすれば怒られずに済むか?という基準になっているのです。

安心させたい・孝行したいは健全だが…

あなたが家業を引き継いだ伝統工芸品を作る職人だったり、二代目の社長であれば「親に認められたい」と思ってもおかしなことではありません。

ただし、これは親子関係というより師弟関係といったほうが正しいでしょう。キャリアを積むうえで師匠に認められたいと思うのはおかしなことではありません。

しかし仕事に関係ないのに親に認められたいという思いが強いのはおかしなことです。

健全な関係を築いていれば親が心配していることは伝わってきますし感謝の念も湧いてきます。ですから安心させたいとか孝行したいと言う感覚になるはずです。

反抗期のない恐ろしさ

永遠に認めることはない

なぜ親に認められることに執着するのでしょうか?

それはあなたが洗脳されているからです。

子供の頃から「お前なんかウチの子として認めない」と言われていたかもしれません。言葉で直接言われなくともそういった空気を感じ取っていたのかもしれません。

認めないということを「存在を認めない」という意味として受け止めていたのです。

存在を認識されないことは生きていけないことを意味します。死への恐怖ともいえます。その恐怖が大人になっても残っているのです。

ちなみにこの手の毒親は永遠に認めてはくれません。なぜならそれが子供をコントロールするための手段だからです。

毒親じゃないのにアダルトチルドレンになるパターン

価値の基準がおかしくなる

親にどう思われるかという価値観になると生きにくいです。

服を買う時この服を買ったら「お母さんはなんて言うだろうか?どう思うだろうか?」などと考えてしまうのです。

自分が好きかどうかよりも親に文句を言われないかどうかという基準になってしまうのです。一緒に住んでいなくてもです。

これは価値判断の基準が親に認められるかどうかということになっているからです。

「毒親ざまぁ見ろ」でも問題なし!

自分の問題ではない

そもそも親というのは子供が生まれた時から認めているものなのです。そこに存在しているのだから当然です。

認めないというのは子供の問題ではなく親の問題なのです。

子供の側が何かをする必要はありません。

自分が納得しているかどうかが死ぬときに後悔しない人生です。

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