占いに依存する恋愛依存症者(占いジプシー)

占いに依存する女性 恋愛依存症
カウンセリング予約
アダルトチルドレン、恋愛依存症、回避依存症、共依存、愛着障害の相談・カウンセリングを行っております。
対面・オンライン・電話で対応いたしております。

占いに依存してしまっている恋愛依存症の人も多いです。

占い師の元を次から次へと渡り歩く占いジプシーのようになっている人もいます。

彼氏への依存を占い師への依存で間に合わせているのです。

占いに依存するということは何らかの心理的な問題を抱えているということです。

しかし心理的な問題が占いによって解決することはありません。お金がなくなるだけです。

その状態から抜け出さなければなりません。

占い依存症の心理状態

あなたが辛い片思いや苦しい恋人関係に悩んでいる時は心の支えとなるものが欲しくなります。

そのような時は判断力も低下していますから占いが科学的根拠のあるもののように錯覚してしまいます。

試しに行ってみるとそこにはあなたの欲しがっていたものがあります。安らぎと答え(のようなのもの)です。

恋愛依存症の治し方!まずは自己分化度を高める

カタルシス効果と錯覚に騙される

恋愛依存症者は占い師に自分の話を聞いてもらいあなたの未来や彼氏の気持ちを教えてもらうと安心できるのです。

たとえその内容が「あなたの未来は明るいです」とか「彼氏もあなたのことを大切に思っていますが悩んでいるのです」といった抽象的な内容であってもあなたには何の疑問も浮かびません。

明確な答えではなく答えのようなものを聞いただけなのに満足してしまいます。

なぜなら話を聞いてもらったことによるカタルシス効果と問題が解決したような錯覚を得られるからです。

何も解決していないのに占いに通う

そして数日経つとまた不安な気持ちになってきます。根本的には何も解決していないのだから当然です。

しかしあなたは「あのインチキ占い師め」とはなりません。

「私がアドバイスを理解できていないのかしら?」と考えるのです。

これが依存症の気質を持つ人特有の思考です。

そして再び占い師の元へ行き同じことを繰り返すのです。

彼氏に依存していた部分を占い師に変えただけです。

恋愛以外の生きがいがないから辛くなる。でも他のことに興味が持てない

最初の占いが外れても占いジプシーになる

仮に最初の占いが外れていると認識しても占い自体に対する信頼感は揺るがないのです。

「たまたまあの占い師が実力がなかっただけで他の人なら私の進むべき道を教えてくれるはず」と思います。

そして様々な占い師を彷徨うのです。これが占いジプシーと呼ばれる人々です。

中には自分が言って欲しいと思っている答えを言ってくれる占い師に出会えるまで彷徨い続ける本末転倒な行動をしている恋愛依存症者もいます。

依存症者は占い師の格好のターゲット

恋愛依存症のカウンセリングに来た女性にこちらが分析した心理状態を伝えると怒り出すことがあります。

「自分の心は自分が一番よくわかっているのだから変なこと言わないでください!」と言って全く話を聞いてくれないのです。

そして数年後に再び相談にやってくるのです。

その数年で何をしていたかと言うと占い師かカルト宗教かホストにハマッていたのです。もちろんカウンセラーに依存していた人もいます。

私の経験では恋愛依存症の人は占い師に依存する人が多いです。

何かに依存している人というのは占い師にとっては格好のターゲットなのです。

研究により占いを信じる人はIQが低いことが判明していますが、依存状態のときはIQや知性は関係なくなります。

金融機関で統計学を扱っているであろう業務に就いているエリートでも占いを信じ切っていたりするのです。

悩み相談サイトに占いの広告が多い理由

ネットの悩み相談のサイトを見ると広告がたくさん出ています。

あれらの広告はクリックされる度に広告主がお金を払う仕組みになっています。

広告のジャンルによって単価が異なるのですが占いの広告はかなり出稿単価が高いです。

クリックしただけではその人が来店するかどうか分からないのに占い師はなぜ高い広告費を支払うのでしょうか?

それは一度でも来店させれば依存させてお金を絞り取れるからです。

インターネット回線を契約した時のキャッシュバックが高額なのと同じです。

客が初回に払う料金よりも広告費の方が高くても通わせれば元が取れるのです。ついでに壺でも買わせれば粗利率99%超えです。

あなたが恋愛依存症について調べるとやたらと占いの広告が表示されr理由が分かりましたね。

何かに依存している人というのは占いや宗教の格好のターゲットなのです。

(※もちろん追尾型広告ですからあなたが占いサイトばかり見ているので表示されやすくなっているということもあります)

占いはセコいビジネス

占いというのは人間の不安な心理を突いたセコいビジネスに過ぎません。

後はコールドリーディングと呼ばれる外見や会話から見抜くテクニックとホットリーディングと呼ばれる身辺調査です。

この客からきっちり搾り取ろうと思ったら人を雇ってその人の身辺調査を行います。

客がそれなりの有名人でネット上に情報が出ている人なら簡単に調べられます。

その情報をあたかも占いで当てたかのように言えば不安を抱えている人は簡単に信じてしまいます。

占いが当たるように感じるのはバーナム効果

占い依存症から抜け出すために知っておいてほしい心理学の効果があります。

それは誰にでも当てはまりそうな曖昧で一般的なことでもそれが自分の分析結果として説明されると自分だけに当てはまるのだと思ってしまうということです。

これを「バーナム効果」と言います。

アメリカの心理学者バートラムフォアが星占いの文章を適当に組み合わせて作った一つの文章を「あなたの分析結果です」と言って被験者に渡したところほとんどの人が「自分に当てはまる」と答えました。

どれくらい当てはまるかを5段階評価してもらったところ平均は4.26でした。

恋愛依存症の時は特に信じやすい心理になっているので気をつけなければなりません。

あなたが占いに依存してしまうのは一時的な安らぎを得たいからです。

ニコチン中毒者にとってのタバコのようなものです。百害あって一利なしです。

占い師兼心理カウンセラーのような人もいますが、心理学を学んでいれば占いなど信じるはずはないので、その時点で胡散臭いと思った方が良いです。

タイトルとURLをコピーしました