本&映画のレビュー

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【書評】『むかし僕が死んだ家』を「愛着」という視点で考察すると見えてくるもの

東野圭吾といえば、本を読まない人でも名前は知っているであろう超有名作家ですね。 『容疑者xの献身』や『新参者』など多くの著作が映画やドラマにもなっています。 私も多くの作品を読んでおり、いま本棚を確認しただけでも『放課後』や『眠りの森』『赤...
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なぜイーロン・マスクは父親と距離を置くことができないのか?

テスラやスペースXの社長であるイーロン・マスクの伝記を読みました。 映画『アイアンマン』の主人公トニー・スタークのモデルとも言われている人ですね。 最近ではtwitterを買収してXに名称変更したことでも騒がれました。 何の事前情報もなく読...
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『砂に埋もれる犬』の書評:機能不全家族の連鎖と少年の歪んだ女性観

愛着の問題や児童虐待を取り扱った小説を読む機会は多いです。 新たな気づきを与えてくれますし、一流の作家の使う言葉や言い回しが自分の説明したいことをズバリ表現してくれていることもあるのでカウンセリングの仕事にも役立ちます。 とはいえこれらのジ...
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【映画】『思い出のマーニー』の解説!アダルトチルドレンの再生物語としての考察

久々に映画『思い出のマーニー』を見ました。スタジオジブリの作品ですね。 原作は1967年にイギリスで出版された『When Marnie Was There』(Joan Gale Robinson著)です。 個人的な考察ですがこの作品はアダル...