同じトラブルに遭遇しても気にする人としない人がいます。
この原因は頭の中で事実をそのままの状態で受け止めるか実際よりも大袈裟に変換してしまうかの違いです。
大袈裟に考えると夜も眠れないほどの不安を抱えることになります。
不安を作り出すのは自分の頭
その日のうちに仕上げるように言われた仕事をうっかり忘れ帰宅してしまったとします。
大変なことになったどうしようと不安になります。
夜も眠れないかもしれません。
本当に大変なケースもあるかもしれません。
しかし少し冷静に考えてくださいそれは本当にその日にやらなければならないことだったのでしょうか?
上司もそこまで深く考えずに期日を決めているかもしれません。
本当に重要ならその日のうちに進捗具合を聞いてくるはずです。
なぜ一大事と捉えてしまうのでしょうか?
それはあなたがそう考えているからです。
事実の大きさは変わらない
現実に起こっていることは上司が「今日中にやっといて」と依頼しということです。
軽い気持ち言っただけかもしれないのです。
しかし不安な人はこれにあれこれ付け加えます。
明日の朝一で使うものだったのではないか?
上司に怒られるのではないか?
クビになれたのではないか?
と余計な不安を積み重ねて眠れなくなってしまうのです。
自分のすべき事はさっさと上司に報告することです。
それほど労力のいる行動ではありません。
それでも大変なことのように思うのはあなたが頭の中で大きくしてしまったからです。
事実の大きさは変わらないのです。
それを大きくしているのは自分自身の思考なのです。