セクシーなファッションをした女性は同性からも攻撃されやすい

セクシーなファッションをした女性は同性からも攻撃されやすい

セクシーな服装や化粧をしていると同性である女性から批判されることがあります。

それを分かっているので女性はファッションを選ぶときに「同性から攻撃されないだろうか?」という視点を持つとも言われています。

本当に着たい服を選べないのは同性の評価が気になるからという女性も少なくはありません。特に日本人は空気を読みずぎることがあるので余計にです。

セクシーば格好をした女性を攻撃する女性は色々な理由を挙げます。
場違い、似合わない、品がない、年齢に不相応などなど…。

しかし尤もらしい理由を挙げてはいてもその根底には自分でも気づいていない不安や嫉妬が隠されています。

「そもそも他人のファッションなど気にならない」という人も自分が以下の状況にいたらどう思うか想像してみてください。

セクシーな女性には施しを与えない

あなたがある実験に参加したとします。

そこでは別の女性とペアを組まされます。その相手とはその場限りの関係で今後二度と会う心配はありません。

「独裁者ゲーム」という実験を行います。

最初にあなたにお金が渡されます。

その中から自分の好きな金額を相手に渡してくださいと言われます。
残りが自分の手取りとなります。

この場合、1円も渡さないのが最も合理的な判断となります。全部が自分のものとなるからです。

しかしほとんどの人は何割かを相手にあげるのです。

きっとあなたもそうするのではないでしょうか?

ただこのとき相手がどんな人かということも与える金額に影響を与えます。

ペアの相手がタイトな洋服にケバい化粧をした女性だった場合と素朴な格好のナチュラルメイクの女性だった場合では後者のほうにより多くのお金を与えたいと思う人が多いのです。

セクシーな女性には思いっきり仕返しをする

今度は「最後通牒ゲーム」と呼ばれるものです。

今度はあなたではなく相手に金額を決める権利が与えられると想像してください。
ただ先程と異なるのは相手の決めた金額に納得がいかなければ断ることができます。

断った場合にはあなただけではなく相手もお金を受け取ることはできません。
そして相手から金額を提案できるのは一度だけです。あなたが断った時点で2人とも1円も獲得できないことが決まります。

つまり相手が0円を提示しない限りはあなたは承諾することが最も合理的な判断となります。

しかし相手の決めた分配の比率に納得がいかないと自分の取り分を捨てでも断ることがあるのです。
人によって何割で納得できるかは異なりますが綺麗に半分ずつでなくとも6:4でも納得する人は多いです。

この比率に対しても相手の女性がセクシーかどうかで変わってくるのです。
素朴な女性が多めにお金を得ても納得しやすいですが、セクシーな女性が同じことをすると仕返ししてやるという気持ちが強くなるのです。

自分の利益を捨ててでも相手の取り分をゼロにしてやろうと考え断るのです。

オスを争うライバルとして認識する

なぜこのような心理になるのかというとオスを争うライバルとして手強く見えるからです。

セクシーな格好というのは異性を惹きつける可能性を高めている状態ともいえます。

進化的に見れば人間の本能は優秀な子孫を残すことですからその競争相手となりそうな相手に対しては敵対心を持つのが自然です。

またこの実験は男性が被験者の立場になってもセクシーな女性を不当に扱うことが分かっています。
なぜなら浮気しそうなメスに見えるからです。

男性は肉体的な浮気をされると他人の子供を育てるという大きなリスクを負うことになります。
ですからそういったリスク要因を見せる女性には嫌悪感を抱きやすくなるのです。

男性の社会的地位も関係する

セクシーな女性をどう評価するかは社会的な地位にも関係しています。

社会的地位の高い男性はセクシーな格好の女性を本命にすることはなかったとしても敵対心を持つことは少ないです。
なぜなら自分に媚びていると認識するからです。
強い立場のオスはメスを惹きつけることができるということを分かっているのでそういった心理となります。

しかし社会的地位の低い男性がセクシーなファッションの女性を見ると攻撃したくなります。
自分にアピールしているのではないと分かり自分の弱い立場をより認識させられるからです。

参考文献:Naomi K Muggleton, et al. (2019). Who punishes promiscuous women? Both women and men are prejudiced towards sexually-accessible women, but only women inflict costly punishment.

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