ロミオとジュリエット効果と恋愛依存症

ロミオとジュリエット効果と恋愛依存症

家族や友人から反対される恋愛ほど燃え上がってしまうという経験はないでしょうか?

このような現象を心理学で「ロミオとジュリエット効果」と呼びます。

恋愛依存症の人はこの効果が出やすい人が多いのでダメ男に引っかからないように警戒しなければなりません。

反対は燃焼促進剤になる

「ロミオとジュリエット効果」の語源はその名の通りウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』です。

対立する家同士に生まれた男女が恋に落ちて周囲の反対を受けながらも愛を貫いて最後は二人とも命を絶ってしまうというお話です。

心理学者の中には「仮に両家が賛成していたら早々に倦怠期が来てたよ」と言う人がいます。といってもこのストーリーは5日間の恋物語なのですが。

ロミオとジュリエットの愛が燃えたの周囲の反対があったからなのです。反対というのは恋愛においては強力な燃焼促進剤となります。

反発したい心を恋愛感情と錯覚する

人間は自分のことは自分で自由に決めたいと思っています。

そのため反対されると自由を奪われたような気分になりそれを取り戻すために反発したくなってしまうのです。これを心理的リアクタンスと言います。

そしてその反発による興奮を好きな人への恋愛感情による興奮と勘違いすることもあります。これを錯誤帰属と言います。

ロミオとジュリエット効果

周囲から反対されるとこういった現象が重なるので恋愛が盛り上がってしまうのです。

恋愛依存症はロミオとジュリエット効果が起こりやすい

恋愛依存症の人はロミオとジュリエット効果はが起こりやすい条件が揃っています。

自己肯定感が低いためダメ男を惹きつける機会が多いからです。

そしてダメ男との恋愛がうまくいっていない場合も「自分で選択してこうなっているのだ」と自分を納得させようとします。

思い込むことで後悔を封じ込めようとしているのです。

ダメ男との恋愛に反対する人たちのことは「自分で自由に決めたことを変えさせようとする悪い人たち」と思うようになるのです。

家族や友達がダメ男との交際に反対するパターンはいつも同じですからこの思い込みはより強化されます。

⇒ダメ男ばかり好きになる恋愛依存症

恋愛依存症の好きという感覚は錯覚

また人間には弱っている人を助けたい応援したいという気持ちがあります。(アンダードッグ効果)

甲子園や箱根駅伝を見ていると日本人は特にこの傾向が強いような気がします。負けそうなチームほど応援したくなります。

ダメ男は周囲からは非難され弱い立場にいるように見えがちですから恋愛依存症はそれを助けたいという気持ちが芽生えます。

「誰にも理解されない可愛そうな彼を分かってあげられるのは私だけ」となってしまうのです。

ダメ男から離れられない人はなぜ自分がそこまでのめり込んでいるのか新たな視点で見つめ直す必要があります。

私のカウンセリング経験上、ほとんどの人が錯覚に陥っています。

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