あなたが恋愛できないのは両親の不仲がトラウマになっているからかもしれません。
男性と女性が近づくと悪いことが起こるという刷り込みがされているため人を好きになったり親密になることに勇気が持てないのです。
両親の恋愛パターンから無意識に強い影響を受けているのです。
不仲な両親に育てられた子供の恋愛

あなたは異性の友人と二人きりで食事に行くのは何も問題を感じないのに相手が自分に好意を持っていると分かった途端に距離を置きたくなることはないでしょうか?
そのまま親密になった先に嫌な展開が待っているような気分になってしまうのです。
相手に何か問題があるわけでもないのに関係を進めてはいけないと心の声が聞こえる感覚に陥るかもしれません。
根拠はないけれど何となく不吉な未来が見えてしまうような気がします。
相手に対してあなたが好意を持っていることもあります。
会っていないときに冷静に考えると問題はなさそうに思えます。
しかし相手からの連絡の頻度が増したり会いたがるようになると拒絶したくなるのです。
送られてくるメッセージの中に好意を匂わす単語が入っていただけで嫌な予感がしてしまいます。
告白をされると急いで逃げ出したい気持ちになります。そして振ってしまうのですが後悔したり自分の行動を不思議に思うこともあります。
これではいけないと思って向き合おうとしてもいつも同じパターンを繰り返します。
恋愛への欲求を持っていないわけではないのですが実際に事が起こりそうになると嫌な予感がしてしまうのです。
両親の不仲がトラウマになるとき

あなたが男性と親密になることを恐れるのは両親の不仲がトラウマとなっているからかもしれません。
良い親でも悪い親でも子供にとっては見本となります。
子供は意識しているかしていないかに関わらず大人になったら自分も親と同じような人生を歩むだろうと思っています。
両親が不仲でいつもケンカばかりしていると子供は恐怖や寂しさを覚えます。
中には何日を口を利かずに子供を介して意思の伝達を行う親もいます。
これが何度も繰り返されることでトラウマとなります。
情愛によって結ばれた男女が近づくとケンカが始まり恐怖心や寂しい気持ちが沸き起こるので近づかないほうが良いという思考になるのです。
子供時代に芽生えたこの思考サイクルが大人になった後の恋愛に影響を与えてしまうのです。
あなたが恐れているのは恋愛ではなく親と同じ道を歩んでしまうことです。激しいケンカと心の疲弊を恐れているのです。
恋愛が始まりそうになると根拠がないのに悪い予感がしてしまうのは過去に見た両親の不仲の記憶が蘇るからです。
潜在意識が「あの頃と同じパターンだ」とささやくのです。そして自分の感情に蓋をしてしまいます。
また出来事の記憶はなくなっても感情だけが残ることでトラウマとなることもあります。
なぜ自分の恋愛が上手くいかないのか分からない人は自分で忘れている過去の記憶に原因があるのかもしれません。
両親の不仲によるトラウマは正しい対処によって回復することが可能です。
永遠に恋愛が上手くいかないなどと諦める必要はありませんので安心してください。