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無意識とは

無意識とは

人間はなぜ言い間違いやミスを犯してしまうのでしょうか?

それは「無意識」が影響しているからかもしれません。

私たちの心には自分で何を考えているのか分かる「意識」と分からない「無意識」の部分があります。

意識とは普段の仕事や勉強、他者との会話で使っている部分です。

自分で何をしようか意図してそのまま表現や行動に移すことができます。

無意識とは自分でもコントロールすることの出来ない心の貯蔵庫のようなものです。

今までに体験したことや見聞きしたことの全てが入っているという人もいます。

心全体の割合で言うなら無意識が9割以上で意識は1割未満しかないと言われています。

自分の本音が隠れている

例えばあなたが婚約者に対して「本当にこの人と結婚して良いのだろうか?」という思いを持ったとします。

しかしすぐにそんな考えは打ち消そうとするでしょう。

このとき結婚相手に対する不安は消えて無くなったわけではありません。

持ってはいけない本音として無意識の中に抑圧されるのです。

すると結婚式の打ち合わせの日に寝坊してしまったり日程そのものを忘れてしまったりと行動として外に出てしまうことがあります。

場合によっては当日に体調不良になることもあります。

この時に自分では忙しくて疲れていたからと思うかもしれません。

しかしこれらは補助的な要因に過ぎないのです。

無意識にある本音が行動に影響を与えたのです。

もっと身近な例では彼氏を元カレの名前で呼んでしまうことなどが挙げられます。

呼び慣れていたからと思うかもしれませんが、無意識の中では未練が残っていたり今の彼氏に満足していないかもしれないのです。

意識と無意識の間には境界があります。

そのため普段は無意識にある情動が出てくることはありません。

しかし疲労や眠気などの補助的な条件が揃うことで表出することがあるのです。

それは言い間違いやうっかりミスといった形で表れることが多いです。

そしてそこには自分で押し込んだ本音が隠れていることがあるのです。

無意識のバイアス

無意識の影響は目に見えない形で表れることもあります。

それが「無意識のバイアス」です。

以下の文章を読んでみてください。

父親とその息子がドライブ中に事故に巻き込まれて病院に運ばれました。

父親は軽傷で済みましたが息子の方は手術の必要がありました。

幸いにも天才外科医と言われる医師が担当することになりました。

その医師は患者の顔を見て大変驚きました。なぜならそれは自分の息子だったからです。

これを読んで混乱した人は無意識のバイアスに掛かっています。

外科医の性別は書かれていないのに男性と思い込んでいるのです。

無意識のバイアスは恋愛の場においてもよく見られます。

好きな人に似ている人を見ると性格も同じようなものだろうと考えて好意を持ちやすくなったりするのです。

結婚詐欺で捕まった女性の容姿が決して美人ではないのも同じです。

男性側が「騙される心配はない」と勝手に判断しているのです。

私たちは気づかないうちに無意識の中に様々なデータを書き込みその影響を受けているのです。

フロイトの無意識

心の中に無意識という領域があることを最初に提唱したのは最も有名な心理学者であり精神科医であるジグムント・フロイトです。

神経症の治療を進める中で心には自分でも意識して覗き見ることの出来ない部分があるということに気がついたのです。

それを催眠や自由連想法という心理療法を用いて意識化させることで症状を改善させていきました。

フロイトが提議した心のモデルには局所論とそれをさらに展開させた構造論があります。

局所論

局所論では心を以下の3つの領域に分けています。

意識

自分で気がついている部分です。

この体験は自分のものであると分かる部分であり自覚している心的過程ともいえます。

前意識

普段は意識されていませんが注意すれば意識することの出来る部分です。

無意識にある内容が前意識に上ってくるときには検閲を通過する必要があります。

検閲を通れないのは抑圧された状態と考えられます。

無意識

自分で意識することが出来ない部分です。

夢や心の病になったときに表出することがあります。

意図的に出すことは出来ず催眠などの特殊な方法でしか出せません。

構造論

構造論では心をエス(イド)、自我、超自我の3つに分けて考えます。

この3つの力関係によってパーソナリティーの特徴が形成されると考えます。

エス(イド)

エスは無意識の部分にある性的欲求を中心とした生きる上で必要な欲求の源泉です。

「~したい」という快楽原理に従い行動を統一する機能を持たないため非論理的です。

また道徳的な判断基準は持っておらず快感を求め不快を避けようとします。

破壊したいという欲求を持つこともあります。

エスが強い人は自己中心的で幼児的な性格、衝動的、感情的になりやすいと言われています。

自我

意識できる自分のことで判断や行動に統一性を持たせる機能を持っています。

「~できる」という現実原理に従いエスを欲求を効率よく満たそうとします。

自我が強い人はエスと超自我のバランスが取れた現実適応しやすい性格を持つとされています。

超自我

親や社会規範が内面化されることで形成された良心です。

「~すべき」「したほうが良い」という原則に従います。

無意識から自我に上ろうとする欲求を検閲する機能も持ち、超自我に認められなかった欲求は抑圧されます。

超自我が強い人は道徳的に厳しく抑制的な性格になるとされます。

非現実的な自己批判が強くなりすぎるとうつ傾向になることもあります。

局所論によって定義されたそれぞれの場所を舞台として構造論によって定義された(擬人化された)装置が働いているとも考えられます。

フロイトの提唱した無意識とそれに付随する理論は現在の精神分析に大きな影響を及ぼしていますが、心の問題の原因を性欲(リビドー)と結び付けたがる嫌いがあるため一部は否定されています。

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