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ヒモ男にお金を貢ぐことをやめられない心理的要因(認知的不協和とサンクコスト)

ヒモ男にお金を貢ぐことをやめられない心理的要因(認知的不協和とサンクコスト)

あなたがヒモ男にお金を貢いでしまうのは相手のことを好きだからではありません。

自分自身の心理がそうせざるを得ない状況になってしまっているのです。

恋愛依存症になりやすい女性にはヒモ男に貢いでしまう心理的な要因がたくさんあります。

そしてヒモ男はこのあたりの心理を非常によく弁えています。

貢ぐから好きになる

人は自分の考えと行動に矛盾が生じると不快になるためそれを解消しようとします。

解消する方法としては考えを変える(又は新しい考え方をする)か行動を変える方法があります。

あなたの大好きな彼氏がいたとします。その人が重い病気にかかり高額な医療費が必要になったとしたら出来る範囲で援助したいと思うでしょう。(詐欺かもしれないと思う人もいますが)

つまり大好きだから援助という行動をとるのです。この場合に考えと行動に矛盾は生じていません。

反対に大好きではない相手に大金を貢ぐということは考えと行動に矛盾が生じますから不快でありそれを解消しようとします。

「そもそも大好きではない相手にお金を貢ぐということがあり得ない」と思うかもしれません。

確かに嫌いな相手には貢ぐことはないでしょう。しかしそれなりに好きな相手や好きになるかもしれない相手にいは貢いでしまうことがあるのです。

大好きではなくても公共料金の支払い時に「手持ちがない」と言われれば一時的にお金を立て替えることもするでしょう。

最初はすぐに返してくれるかもしれません。するとあなたはお金を貸しても返してくれるから大丈夫という認識を持ちます。

するとより高額のお金を貸すようになります。そのうち返さなくなります。催促すると「俺のことが信用できないのか?」などと言われるかもしれません。

お金を返してもらえる見込みがなくなるととても損をした気持ちになります。この不快な気持ちを治めるためにはお金を返してもらうのが一番良いです。

金銭消費貸借契約書を作成して返さなければ内容証明を送りつけるのが良いでしょう。しかしそんなことは出来ないのです。

そこでどうするかというと行動ではなく考えを変えようとするのです。

私は彼のことが大好きだからお金が返ってこなくても良いのだと思い込もうとするのです。これで不快感は解消されます。

やがてお金を貸すのではなく貢ぐという形になってしまうのです。

借金というステップを経ずに最初から貢いでしまうパターンもあります。

一度貢ぐと心を開く

心理的抵抗が下がるシーン

あなたが一人で食堂のカウンター席でゴハンを食べているときのことを想像してみてください。

そのとき隣の知らない男性から「醤油をとってもらえますか?」と言われて取ってあげたとします。

その後にその男性から「この店よく来るんですか?」と言われたら無視することはできますか?きっと難しいはずです。

突然話し掛けられると無視したり適当にあしらったりすることに心理的抵抗はありませんが一度でも何かをしてあげてしまうとそうはいかなくなってしまうのです。

人間は一度相手のお願いを聞いてしまうとさらに負担のかかるお願いでも聞いてしまうようになる心理を持っているからです。

一人暮らしのだらしないヒモ男の部屋に行ったときにティッシュや歯磨き粉などの日常生活品が切れていたとします。

面倒臭くて買いに行く気が起きないと言われたらあなたはドラッグストアに寄ったついでに買っていってしまうかもしれません。

一度でもこのようなことをしてしまうとヒモ男のためにお金を使うことに対する心理的ハードルが一気に下がります。

最初は数百円で買えるものだけだったのがやがて数万円のものまで買ってあげてしまいます。最終的には現金を貢いでしまうようになるのです。

それでもあなたは「私が好きでやっていることなのだから良いの」と自分を納得させようとするかもしれません。

今まで支払った分を無駄にしたくない

サンクコスト

個人的な話ですが私はクレーンゲームが好きです。特にゲットしたい商品があるわけではないのですがショッピングモールのゲームセンターにあるとついついやってしまいます。

1回で取れるということは稀ですから数百円分チャレンジしてしまいます。それでも取れないのですがなかなか諦めることが出来ないのです。

なぜなら何も取らずにやめてしまうと今まで使ったお金が無駄になった気がするからです。このような心理をサンクコスト効果と言います。

損失が増えると分かっていても既に支払ったコストが判断力に悪影響を及ぼし余計な出費を増やすのです。

ホストクラブもキャバクラもキャストを落とせる可能性が低いのに通い続けてしまうお客さんは同じ心理が働いています。お金を使わせれば使わせるほどに通い続けるのです。

そしてヒモ男に貢いでしまう女性にも同じ心理が働いています。

ヒモ男がちゃんとした仕事につくまでとか借金を返し終わるまでと決めて貢いでいたとしても終わりは見えません。

それでも途中で貢ぐことをやめてしまうと今までの自分が支払ったコストや労力が無駄になってしまう気がするのです。

貢げば貢ぐほどにこの気持ちは大きくなっていきます。ヒモ男の借金のために自分が借金をしてしまう女性もいます。

支払ったコストが判断力を鈍らせているということを認識しなければなりません。

投資の格言に「見切り千両」という言葉があります。損失が小さいうちに株を売って大きな損失を避けることは千両儲けるのと同じくらいの価値があるという意味です。ヒモ男はさっさと損切りしましょう。

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