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類似性の法則(自分に似た人を好きになる理由)

類似性の法則(自分に似た人を好きになる理由)

初対面の人や会ってからまだ日が浅い人でもお互いに共通点があると急に親近感が沸くものです。

このように似ている部分を持った人に惹かれる現象を心理学で「類似性の法則」と呼びます。

NLP(神経言語プログラミング)などでよく使われるテクニックにペーシングというものがあります。

これはさり気なく相手と同じ動きをすることで信頼関係(ラポール)を築くというものですが、これも人が自分と似た人に親近感を抱きやすいという性質を応用したものです。

類似性の法則は恋愛の場においても頻繁に見られます。

似ている人を好きになる理由

誰でもまだあまりよく知らない相手に対しては警戒心を抱きます。

自分を攻撃してくるかもしれない、騙そうとしているかもしれないという危機感が無意識に働くのです。

しかし自分と相手の中に似ている部分を見つけるとそれらの警戒心は緩くなります。

「自分と同じだ」と思い安心できるのです。

また趣味や学歴、価値観が同じ相手というのは理解しやすいものです。

同じようなものを見てきて同じような考え方をしているということが分かると上手くやっていけるという感覚を得ます。

考えていることが察しやすい相手は一緒にいても精神的な負担が少なく済みます。

すると何時間でも会話が弾むのです。それがやがて恋愛へと発展していきます。

自分でも知らないうちに類似性の法則の影響を受けているのです。

どれだけ似ているかが重要

夫や彼氏と共通点はそれほどないけれど惹かれてしまうということも起こります。

これは共通点の数ではなく似ている部分の深さ(類似度)の問題です。

心理学者ドン・バーンが学生に教育や福祉に関する項目の意見を聴取した後で他者への好意を調べました。

それによると似ている項目が少なくても類似度が高ければ好意的な評価をしやすいということが分かりました。

いくつ似ているかよりもどれだけ似ているかの方が重要だということです。

例えば家庭環境が似ているというのはかなり大きなポイントとなります。

自分が最も長く過ごした場所であり価値観や性格に大きな影響を与えるものだからです。

細かい説明をしなくても自分のことを理解してくれると判断できるのです。

趣味や学歴、食の好みが全く似ていなくても家庭環境が似ているというだけで強い親近感が沸きます。

家庭環境が似ていなくても「親のことが嫌い」という共通点だけでも強く惹かれ合ってしまいます。

嫌いなものが同じというのも立派な共通点なのです。

自分の根幹をなすものに関してはたった1つでも同じ部分がありその深度が同じくらい深ければそれだけで「2人は似たもの同士」となってしまうのです。

高学歴で高収入の女性がだらしない男に惹かれてしまうことがあるのは自分にとって非常に重要な部分において深い共通点を見出している可能性が考えられます。

親和欲求が強い女性の確証バイアス

女性は基本的に親和欲求が強い傾向にあります。

つまり他人と仲良くしたいという気持ちが強いのです。

その影響もあり他者との関係を好意的に受け止めやすいことがあります。

ちょっとした共通点を見出して仲間意識を持つのが得意なのです。

出身地が同じだったり、好きなアーティストが同じだと親近感を覚えやすいのです。

特に依存気質の女性にこの特徴がよく見られます。

ほんの些細なことが同じだけで運命を感じてしまうのです。

着ていた服の色が同じだったりその日の朝食が同じだったりしただけで二人の相性はバッチリであると思い込みます。

似ていない部分のほうが多くてもそこには注目しないのです。

自分の思い込みを裏付ける情報だけを集める確証バイアスが起こっている状態といえます。

これが強すぎると全く相性の良くない相手や自分を傷つける相手ともダラダラと付き合い続けることになります。

類似性の法則は人によっては悪く働いてしまうこともあるのです。

夫婦生活には相補性も大事

全く共通点が見られないまるで正反対なタイプに見える夫婦が長年ラブラブでうまく行っていることもあります。

これはお互いに相補性があるからです。

つまり自分が出来ないことを相手が補ってくれ、相手の出来ないことを自分が補うというバランスの良い夫婦関係が出来ているということです。

このような関係が構築された夫婦は一見似ていなくても上手くいくのです。

反対の男女の組み合わせのタイプでいえば支配的な夫と隷属的な妻という組み合わせもときどき見受けられます。

そこには暴力や精神的虐待が存在することもあります。

このような組み合わせは破綻している可能性が高いです。

夫は蔑視的な言動によりストレスを解消し、妻はそれを受け入れることで自分の存在価値を見出します。

お互いに不健康な形で依存した関係です。

本人たちがそれで良ければかまわないとも言えますがそこに子供が生まれた場合などは成長に悪影響を及ぼしかねません。

またお互いの抑圧された感情がどこかで形を変えて放出されると精神的なバランスを崩すこともあります。

共通点が無く正反対の男女がうまくいくためには相補性だけでなく、お互いが助け合っていることを認識することで感謝し合う必要があるのです。

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