彼氏と別れたくないのは「強度バイアス」がかかっているから

彼氏と別れたくないのは「強度バイアス」がかかっているから

「一緒にいるのも辛いけど、別れるのも辛い」とうのは恋愛依存症の女性がよくいうセリフです。

彼氏の暴力、二股、借金など許せないことがあり別れるべきと頭で分かっていても行動に移すことはできません。

好きな気持ちがあるからと思っているのかもしれません。確かにそういう可能性もあるでしょう。

しかし恋愛依存症の女性の場合は「別れた後の寂しさや辛さに自分が耐えられない」という無意識の不安が判断に影響していることが多いです。

強度バイアスとは

私たちは不幸な出来事に遭遇したときに非常に落ち込むだろうと考えます。

これは恋愛に限ったことではありません。
入試や仕事が成功するかどうか考えるときなど様々なシチュエーションで起こることです。

このように将来の感情を過大に評価してしまうことを「強度バイアス」と呼びます。

なぜ強度バイアスがかかるかというと自分の感情処理の能力を過少評価するからです。
別れた直後の辛さに自分は耐えることが出来ないだろうと思っているのです。

強度バイアスは誰もが持っていますが特に恋愛依存症の人は自分に自信を持てない人が多いのでこの傾向が顕著です。

しかし自分が現時点で想像している辛さよりも現実に起こったときの辛さのほうが強いということはありません。
ほとんどのケースで思っているよりは弱い感情になります。

もちろん凄く辛いのは当然です。しかし今考えているほどではないのです。

自分の感情処理の能力は意外と高い

彼氏に振られて辛過ぎてどうしようもないという相談に来る女性は多いです。

確かに別れた直後は未練が残り続け一生立ち直ることが出来ないと思っている人もいます。
しかしそれなりの対処と時間の経過によってその傷は癒えていくものなのです。

「どうしてあんなに好きだったのか不思議です」と言うセリフを私は何度も聞いています。

そして1年後くらいに再び別の男性との恋愛の悩みについて相談にくることがあります。

そのときにまた「もう一生立ち直れないです」と言うのです。
これは恋愛依存症を克服しているかどうかに関係ありません。

それに対し「1年前も同じ感覚でしたよね?でも当時の彼のことは何とも思ってませんよね」と言うと気持ちが軽くなります。
自分が辛い感情に対処できる能力を持っていることを思い出すからです。

強度バイアスによる不安を相手に対する未練と勘違いしてはいけません。

彼氏のことが好きだから別れられないのではなく、感情を処理する能力を過少評価しているから別れられないのです。

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