Dカーネギーの『人を動かす』に書かれていないこと

Dカーネギーの『人を動かす』に書かれていないこと

デール・カーネギーの『人を動かす』という有名な本があります。1937年に出版された名著です。

専門用語は使われていませんが心理学のテクニックに関することも多く書かれています。

この本に書いてあることを実践したら人を動かせることもあります。
だからビジネスマンなどもよく読んでいます。

名前のついていない手法ほど効果的

心理学には色々な効果があります。

一般にも知られているものとしては何度も会うことで好きになってしまう「単純接触効果」や禁止されるとやりたくなってしまうという「カリギュラ効果」などがあります。

これらのテクニックが全ての人を動かせるわけではありません。
どれくらいの割合で当てはまるのかはそれぞれ異なります。

心理操作は名前のついていない手法ほど効果的だったりします。
「このように言ったらこう反応する」と分かってその通りのことが起こるのです。

人を説得する時に相手にそれと気づかれないように本人が選択したかのように誘導すると思い通りに動かすことかできたりします。

この手順をひとつひとつ言語化して説明することは難しいのですがそのシチュエーションになると「今だ」と分かるのです。
これは誰でも感じることです。

ほとんどの人が心理学など知らなくても人を動かす型のようなものを持っています。
そしてそれがハマると快感を覚えてしまいます。

人を動かすことには中毒性がある

カーネギーの『人を動かす』には書かれていないことがあります。

それは人を動かすことには中毒性があるということです。

その行為そのものだけではなく得られる報酬によっても強化されます。

他人を操るといえばサイコパスやマキャベリストといった性格特性を持つ人が挙げられます。
しかしこれらの特殊な人々でなくとも他人を操作したいという欲求は持っているのです。

『人を動かす』が世界で1,500万部以上も売れ続けている一つの要因でもあると思います。

そしてこの欲求は子供時代に親を動かせなかった人ほど強くなります。
動かせなかったどころか支配されていた場合にさらにその反動が来ます。

さらに付け加えるなら人を動かすことで得られる報酬が大きければ大きいほどにその行為をやめられなくなります。

大人になってから人を動かすことで得られるものといえばお金やセックスです。
どちらも人の欲望の大きな部分を占めるものです。

だから余計に人を操ることに嵌っていくのです。

恋愛依存症のパートナーとなる人はまさにこのタイプではないでしょうか?

最初は利益を得るためにパートナーに罪悪感を抱かせて思い通りに動かします。
しかしそれを繰り返すことで全能感にも似た快感を得てしまうのです。

恋愛依存症者が操作されればされるほどにこの感覚がエスカレートしてしまうのです。

幸せになりたければパートナーに人を動かす快感を与えてはいけません。

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