恋愛依存症の女性が引っ掛かってしまうタイプのひとつにコンプレックスを抱えた男性がいます。
この手の男性は通常は肩書きのある女性を苦手とするのですが何らかのきっかけで女性を下の立場に置いたときにモラハラを起こす可能性があります。
肩書きのある女性を虐げることによって今までの鬱憤を晴らそうとするのです。
学歴・収入・身長に関するコンプレックスは根深い
1980年代のバブル期と言われた時代に「3高」という言葉が流行りました。
高学歴・高収入・高収入の男性を意味する言葉で結婚するならそういう相手が良いと言われていたのです。
今の時代に表立ってそのようなことを言う人は少ないですが心の中ではスペックは高いにこしたことはないと思っている人もいるでしょう。
実はこの3つは男性が最もコンプレックスを感じやすい項目でもあるのです。
どれも現代社会で生きていくオスとしての優秀さに結びつきやすいからです。そして数値でハッキリと表わすことのできる指標でもあります。

男性は相対的な評価での勝ち負けにこだわる性質を持っていますからどれか1つでも平均を下回っているとコンプレックスを感じてしまうことがあります。
そしてそれを隠そうとしますが出てしまうものです。
お金持ちを見れば「セコい稼ぎ方をしている」と言い、高学歴の人を見れば「勉強ができても仕事ができるとは限らない」と言ってしまうのです。
学歴・収入・身長に関するコンプレックスは非常に根深く永遠に解消されない人もいます。
ハイスペックな女性を虐げるとき

学歴・収入・身長にコンプレックスを持つ男性は肩書きのある女性が苦手です。
自分の無能さが露呈し狼狽することを恐れているからです。自分のことを馬鹿にしているという被害妄想を持っていることもあります。
同性である男性から能力差を見せ付けられるよりも異性である女性から能力差を見せ付けられるほうがショックは大きいのです。
なので肩書きのある女性には自分から近づきません。
しかし何らかのきっかけで肩書きのある女性を下の立場に置くことに成功したり、肩書きはあるけれど自己肯定感の低そうな女性を見つけると豹変します。
虐げることで自分のコンプレックスを解消しようとするのです。
学歴も収入もスタイルも良い女性がプライドが高いとは限りません。むしろ謙虚な人のほうが多いです。
高いレベルにいると普段から接する人の中にとんでもない天才がいるので謙虚になるのかもしれません。
謙虚なのでどんなに無能な人の意見でも真剣に受け止めてしまうのです。
全く論理的ではないことでも自分を叱ってくれる人に惹かれてしまうことさえあります。
この人は自分のことを思って言ってくれているのだと錯覚してしまうのです。
子供時代から「自分は努力しなければ認めてもらえない」と努力して高い地位を得た女性が陥りやすい錯覚です。
心の片隅にあった不安に入り込まれてしまうのです。
コンプレックスを抱えた男性の負のスパイラルに落ちてしまうと冷静な判断力を失います。
そして男性がモラハラを起こしてもそこから抜け出せなくなります。
コンプレックスを抱えた男性が自分の領域(仕事や交友関係)に執拗に口出しをしてきたら要注意です。モラハラを起こす予兆かもしれません。