彼氏と別れたくないのではなく幻想から離れたくないのです

彼氏と別れたくないのではなく幻想から離れたくないのです

カウンセリングでは「共依存から抜け出すためには毒となる彼氏とは別れなければなりません」と説明します。

すると「好きだから別れたくありません」と言われてしまいます。
共依存状態なのでこう感じてしまうのは仕方のないことかもしれません。

しかしこれは勘違いであることが多いです。

彼氏と別れたくないのではなく幻想から離れたくないのです。

彼氏はその役割を担うことを了解していない

彼氏が毎晩遊び歩いていて連絡がつかない、浮気ばかりする、暴力を振るう……

この状態が一生続くとしてもあなたは別れたくないのでしょうか?

そんなことはないはずです。
苦しくても耐えることが出来るのは何らかの期待をしているからです。

いつかこの彼氏が自分に本物の愛情を与えてくれる……
彼氏を助けることで自分も変われる……

あなたは自己肯定感の低さゆえにダメな相手を選んでいたとしても何らかの期待をしているのです。

しかしそれが叶うことはないでしょう。

なぜならこれらは幻想だからです。

あなたが勝手に作り上げたものです。
共依存の相手である彼氏はその役割を担うことに了解していないのです。

あなたが離れたくないのは彼氏ではなくこの幻想です。

恋愛依存症の人はクスリをやっていなくてもこの幻想が見えているようなものなのです。

別れの禁断症状はいつまでも続かない

どんな依存症でも治療のためにはその元となる毒を断ち切る必要があります。

お酒を飲みながらアルコール依存症を克服した人はいませんし、覚せい剤を打ちながら薬物依存症を克服した人もいません。

恋愛依存症も同じです。共依存関係のパートナーを切らずに克服することはできません。

あなたが恋愛依存症だとして安全基地となってくれる安定した性格の恋人がいるとしたらかなり運が良いです。
恋愛依存症の人がまともなパートナーを選ぶことは少ないからです。
とりあえず今の寂しさを埋めてくれる人を選んでしまいがちなのです。
その相手も恋人なしではやっていけないタイプで共依存関係に陥ります。

だから苦しくても離れるべきです。
恋愛依存症でなくとも別れは辛いものです。

クスリを止めた人は苦しくてどうしようもない禁断症状に入ります。これと同じ状態なのです。

しかし別れの禁断症状はいつまでも続きません。
峠を越えれば落ち着きます。苦しさを出し切るのです。

あなたは彼氏と別れたくないのではありません。
彼氏と幸せになれるという幻想と離れたくないのです。

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