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インナーチャイルド(内なる子供)

インナーチャイルド(内なる子供)

インナーチャイルドの説明をする前に断っておかなければならないことがあります。

私はスピリチュアル、霊感、占いとった類のものとは全くの無関係でありこのようなエビデンス(科学的根拠)のないものをカウンセリングに使用したことは一度もありません。

なぜこのような話をするかというとインナーチャイルドという言葉がこれらの業界で都合よく解釈されセラピーやワークのネタにされているからです。

生きづらさを解消するためにはこれらとは一線を画さなければなりません。

インナーチャイルドの意味

インナーチャイルドとは心の中にいる幼子のことです。

別の言い方をするなら幼少期の記憶やイメージです。

日本語では「内なる子供」などと訳されます。

心理学の専門用語ではありません。

今手元にある専門書の巻末の索引を100冊ほど調べてみましたが「インナーチャイルド」という単語が出ているものは1冊もありませんでした。

しかし似たような概念は何年も前から存在しました。

有名なところではC.G.ユングの元型(アーキタイプ)の分類の中にある永遠の少年(少女)が挙げられます。

無意識の中に存在する未発達なままの部分で、これが悪さをすることで現実から目を背け大人社会に適応しにくくなると言われています。

他にも各地で伝承される神話の中に似たようなものはたくさん出てきます。

つまりインナーチャイルドは何千年も前から人々が感覚として持っていたものといえます。

傷が及ぼす影響

インナーチャイルドが傷ついたままだと大人になった後も影響が出てしまいます。

インナーチャイルドが恐れや不安を抱いている事柄を無意識に避けたり、歪んだ自己認識を持つようになります。

自分に自信が持てなかったり他者との関係を健全に築くことが出来なくなるのです。

過度に承認を求めたり反対に壁を作ったりします。自己批判的になり落ち込みやすくもなります。

アダルトチルドレンの人もインナーチャイルドが傷ついたままの状態であることが多いです。

インナーチャイルドを癒す方法

インナーチャイルドの癒し方はそれほど難しいものではありません。

カウンセリングやワークショップに行かなくとも可能です。そこにお金を使うなら本を買ったほうが良いです。

また人によってやりやすい方法は異なりますからここで説明した通りに行う必要もありません。

インナーチャイルドを癒すには静かで落ち着いた場所が理想です。

自宅の自分の部屋でかまいません。外から多少の騒音が聞こえてきても大丈夫です。

リラックスした体勢で目を閉じゆっくりと深呼吸をします。

どんなに速くても1分で15回未満にしてください。

呼吸を遅くすることで脳波がα波優位となり無意識にアクセスしやすい状態になるのです。

(※脳波とは脳内の電気的活動を波形に変換し記録したものです)

心が穏やかになってきたら幼い頃の自分をイメージします。

浮かんで来ない人は目を閉じる前に写真などを利用してもかまいません。

次にインナーチャイルドに語りかけます。

どんなことに苦しみどんな風に甘えさせて欲しかったのか聞きます。

最初は出てこないかもしれませんが繰り返すうちに少しずつ感情が出てきますので時間をかけて開放してください。

感情が開放できたらインナーチャイルドを抱きしめてあげます。

大人になった自分が幼い頃の自分を抱きしめるのです。

これは主観的に行っても良いですし、第三者の視線から客観的に行ってもかまいません。

そして以下の言葉を掛けてあげます。

「あなたは悪くない。私はあなたに怒っていない。私はあなたを許すことができる」

インナーチャイルドを癒すうえで「許す」というのが1つのキーワードとなることが多いです。

幼い頃のあなたは間違った認識によって罪悪感を抱えているからです。

大人になって苦しんでいるあなたに対して悪いと思っていることさえあります。

だから大人のあなたが許してあげるのです。

最後は二人が一緒に柔らかい光の中に歩いていくところや、幼い自分を寝かしつけるところを想像して終了します。

どうしてもイメージ出来ない場合は人形をインナーチャイルドに見立てて語りかけてもかまいません。

自律訓練法を応用して身体感覚のイメージを作ってから行う方法なども存在します。

癒せないのはなぜか?

インナーチャイルドを癒せないという人の場合は細かい部分にこだわりすぎてしまっていることが多いです。

言葉の意味を追い求めたり、手順に固執しているのです。

インナーチャイルドとは脳内の神経細胞同士のネットワークをどうイメージしているかというものです。

ですから人によって形は異なるのです。

インナーチャイルドを癒すということは子供時代の甘え足りなかった部分を補うこと、脳内に植えつけられた恐怖や不安を静めることなのです。

これを思考の側面からではなく感情の側面から行うことで臨床心理学の知識がなくとも苦しみから解放されるということです。

最初から上手くできるとは限りませんから深く考えすぎなくて良いのです。

目を閉じて呼吸をゆっくりにするだけでも心は落ち着くものなのです。

3つのバランス

インナーチャイルドを癒すことは感情の苦しさを和らげるためには効果的です。痛み止めのようなものです。

しかし自分を変化させるという効果は少なくそれだけで根本的な解決をするには時間が掛かりすぎてしまいます。

癒すだけでは考え方のクセは変えられないのです。

自分を変えるためには感情だけではなく思考や行動も変えなければなりません。

感情、思考、行動という3つのバランスを意識しながら生きづらさを解消することが大切です。

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